Opera公演
800万人の市民感動
スロバキア国立オペラ 大牟田公演
「来年も見たい」「迫力あった」
スロバキア国立オペラの公演が13、14の両日、大牟田文化会館であり、
計約800人の市民が来場した。
低料金で本格的なオペラを楽しめるイベントを大牟田に根付かせることで地域活性化を図ろうと地元出身の20代、30代が企画。
鑑賞した人からは「感動した」「来年も見たい」などの感想が相次いだ。
このうち13日の演目は、3大オペラの1つとして知られる「椿姫」。作品は約1時間。
合間には日本語のナレーションを入れて、初めて鑑賞する人も楽しめる工夫があった。
ピアノ伴奏のみで派手な舞台装置はなかったが、定員500人の会場を埋め尽くした来場者たちは、出演者の歌唱力と表現力に圧倒され、終演後は数分間、拍手が鳴り止まなかった。
友人と来場した亀崎さんは
「オペラはテレビでしか見られなかったけど、本物の迫力があって、涙が出そうになった」と声を弾ませた。
堤さんは「たくさんの人に感動を伝えることができてうれしい。来年も続けて、大牟田の名物イベントとして定着させたい」と話した。
-2013年7月 西日本新聞 朝刊より一部抜粋-
コメントをお書きください